Column #8

損益分岐の回収枚数

損益分岐の回収枚数。
ギャップ込みで「トントン」になるライン

等価交換なら「投資した枚数と同じだけ回収すればトントン」に近い感覚で済みます。非等価店では、交換単価が貸出単価より低いため、同じ現金を取り戻すにはより多くの枚数が必要になります。この「トントンライン」を把握しておくと、差枚数のプラスマイナスだけで一喜一憂しにくくなります。

以下は理解のための計算例です。実際の景品単位・端玉・店舗ルールにより結果は変わります。射幸心を煽る攻略法ではなく、収支の見方の整理が目的です。

基本の考え方

現金投資額を C 円、交換単価を U 円/枚とすると、景品価値が C 円になる回収枚数 R はおおむね次です。

R ≒ C ÷ U

一方、現金投資で借りた枚数を M とすると、等価感覚の「トントン」は R = M ですが、非等価では通常 R > M になります。その差がギャップによる必要枚数の上乗せです。

計算例:46枚貸し・52枚交換

現金 10,000 円を投資した場合、借りられる枚数は 460 枚です。交換単価は約 19.23 円/枚なので、現金 10,000 円分の景品に必要な回収枚数はおおむね次のとおりです。

必要回収枚数 ≒ 10,000 ÷ 19.23 ≒ 520 枚

現金で借りた枚数:460 枚

差枚数で見ると:520 − 460 = +60 枚 あたりがトントン目安

つまり差枚数が +30 枚程度では、まだ現金ではマイナス側、という見方ができます。もちろん再プレイを使っている場合は、現金投資が減るためトントンラインも変わります。

再プレイがある場合

再プレイ枚数は「その日に払った現金」ではないため、現金投資 C が小さくなります。C が小さいほど、同じ交換単価でも必要な回収枚数 R は下がります。上限枚数の範囲で再プレイを活用すると、ギャップ負担を抑えやすい、というのが再プレイ戦略の要点です。

SGAでの使い方

リアル収支計算でレートと投資・回収を入れると、現金収支がプラスかマイナスかをすぐ確認できます。目標の回収枚数を探るときは、回収枚数を変えながら収支がゼロ付近になる点を探すと、上記の損益分岐の感覚と一致しやすくなります。

関連:SGAの使い方レート早見表

本記事は計算の理解を目的としています。勝利や回収を保証するものではありません。遊技は適度に楽しむ範囲で行い、のめり込みにはご注意ください。